全体的にはあまり憶えていませんが、その人はプールのような濁った水に丸まったように入っていて、わたしはその人を見つけるのです。
しらないところ、灰色の世界、窓ガラスの向こうに彼がいて、私は高いところから見下げている…そう、そこにやっと彼を見つけたように、息が荒くて、でも何故か夢なのにその人が大好きで大好きで、その人を見ただけで幸せでした。
その人には、彼女がいました。現実でもいます…多分。彼女がいる、だから好きでも、喋りかけることはできなかったのです。そこに、芸能人が通りかかりました。私は見たことあるのですが名前までは知らない有名な芸能人です。
私を見ました。見てました。私に何か言っていました…おぼえてませんが。
目がすごく怖くて、怖くて…そしたらいつの間にかそこは平坦な場所。
灰色の世界、灰色の床、空は何色か分からない。そこに、私がいた。手すりにつかまって、立っていた。前にはあの彼がいた。彼はぬれていない。私に、何か言ってくれた。
私はそのことばで何かが溢れた。「彼女がいるんでしょ?!いるんでしょ?」そんなようなことをいっていた気もする。「小学校の時に好きだったそれだけ」そういっていた気もする。
でも、彼はずっと笑ってくれて、微笑んでくれて、小さな私の頭をそっとなでてくれて、涙が溢れた。
「彼女は単に彼女がそういっているだけで、つきあっていない」そのようなことをいわれた。
ずっと疑っていたのに、そう、そのひとを目の前にすると、全部信じられた。
涙が溢れた。ずっと溢れた。悲しかった、胸が締め付けられて、どこかいっちゃいそうになった。涙はとまらなかった。
彼はずっと笑ってくれた。微笑んでくれた。「好きだよ」そんなことはいってはくれない。そのようなことをいわれた。
涙は溢れるだけで、止まらない。「彼女」といっていた見も知らずの女の子が現れ、怒り出した。
彼は何か話している。でも、私は何も出来なかった。涙が溢れて溢れてしかたがない。
灰色の世界、彼と私と見知らぬ女。見知らぬ女はすぐにいなくなっていた。そう想う。見えてなかった。彼は、何処までも優しかった。今まで見ていた彼は小学生の幼い彼だったのに、その時みた彼は、背が高いヤンキーになってしまった彼だった。優しい顔はそのままで。
夢占いの結果
お互いが別々の世界で生きてきたこと、ところが共通点があったことを話し合えるようになると良いかもしれませんね。
夢のキーワード(夢辞典)
水→執着
好きな人→期待、目標
灰色→あいまい
芸能人→注目、華
好きな人の彼女→影響、別世界