仕事が待っているので、帰らなければならない。時刻は夕方から夜、小雨が降り始めている。
雨で増水した河が目の前に横たわっているので、橋を探して渡ろうとする。
橋を探すと、一本の木の板でできた細い橋が見つかった。
橋は細いものの、こちら側の岸にはセメントでしっかり固定され、また橋自体は頑丈そうだった。この橋を渡り始めると、はじめは平均台のように幅が細く慎重に渡る必要があったが、途中から二人が並んで歩けるほどの幅となり、楽に渡ることができた。
この橋を渡っている人間はみな恋人連れで、その中には、私が切に復縁を願っている昔の彼女と、彼女の恋人らしき男もいた。
また、橋の中程には欄干にもたれて河を眺めている者もいた。私は強い孤独感に打ちひしがれながらも、橋を渡りきった。渡り終えた先では、雨で濡れた体を拭きあう者達がいた。
夢占いの結果
目的のためなら手段を選ばずなんてことになっていますが、後悔することはないのですよね。
夢のキーワード(夢辞典)
仕事→義務、課題
雨→執着
川→境界、仕切り
橋→目標達成
恋人連れ→バランス