雨が降っていると感じるが、傘もさしていないし濡れてもいない。雨は霧雨のような感じ。緑濃い小山が身近に連なっていて、爽やかに蒸している。
明るい視界だが煙っていてずっと向こうは見えない。それは自分より後ろの景色だ。前は意識にないが、民家の点在するどこかに帰ってゆく心持ちだ。
私がずっと歩いているこの場所は、きれいに舗装された新しくて広い真っ直ぐな道路。所々に水溜りがある。犬のフンも。道の両側とも白いガードレールがあり、そこから向こうは穂の付いていない若い稲が青々と広がる田んぼが続いている。
私は幼い(現実の)娘を待ちながら歩いている。彼女はなかなかこちらに追いついてはくれず、イライラしながら諭している。
はしゃいでいる彼女。犬のフンを踏んづけてしまいそうで私のたしなめる声も大きくなる。ひょっとしたら靴の先に付いたかも、さらにイライラしてしまう。
少し歩いて振り向くと、彼女は裸で、髪の毛も整えていないが楽しそうに散歩に興じている。娘がふと立ち止まり、足元にある犬のフンも近くの水溜りにしゃがんで、直接口を付けてその水を飲むところで場面は変わり、なにかに遅れてしまったと思っている。
そこは全く知らない家屋の中、そこそこ新しい木造。渡り廊下はガラス張りで中庭に笹が植えられているのが判る。みな忙しそうに行き来していて、聞くと娘がすでに身支度をしているところだと知り、慌てて側の障子戸を開けて中に入ると、薄暗い畳の間で着付けをしてくれている中年の女性と娘だけが居るのをみとめ、まだ間に合う?ということと、衣装を見て稚児の支度であることに気づく。
そこは神社の裏方だと感じる、そんな空気を感じる。
(娘は湿った服の上に着付けをされている)と思い、(それを脱がせなくては)と、急いで白衣と赤袴の着付けをほどき湿りきったワンピースを脱がす。また、場面は変わる。はっきりとしないのは、私は私自身であるのか別の女性であるのかの区別がつかないが、見知らぬ男性と、ただ相棒であると思われるその人と、ある子供を必死に捜している。
ブロック塀に囲まれたよくありがちな民家にたどり着く、玄関先で(塀の外だが)ヒップホップ系のファッションの若い男性三、四人が私たちに対応する。そんな子供は知らないと、リーダー格でありその家の住人と思われる男が答える。彼は太っている。ニヤついている様子もいやらしくて嫌悪感でいっぱいになる。
全てを見ているる視線での私自身には、そこに探している子供が居ることが見えているのに、捜索者にはわからず二人は引き返す。その直後、そのリーダー格の男に囚われた幼女はレイプされそうになるところで夢は終わる。思いたくないが多分その子は娘だった。
夢占い(無料版)の結果
当初描いていた理想や計画にとらわれていると、芳しくない結果になるかもしれません。
始めてから明らかになったこともあるはずです。
臨機応変に軌道修正してはいかがですか?
夢のキーワード
「雨」→執着
「道」→計画、工程
「フン」→用済み
「娘」→未来、可能性
「衣服」→体裁、教養
「家」→気持ち、個性
「嫌いな人」→欠点
「レイプ」→解決