2009年05月25日奇妙な旅館と少女の夢

10年以上前に見た夢です。

私は二十代の男の人となって、とある古めかしい旅館にいます。１階から二階へ上がり、廊下を柱など見ながら通り、自分の部屋へ入ります。
部屋も和室で、私は気になって足元の戸袋を開けます。
なぜなら、以前から、その部屋の後ろ側は、秘密の建物に繋がっており、そこには着物を着た黒髪ボブヘアーの少女(１１歳くらい)が住んでいると、知人から聞いていたからです(その夢の中で）。

戸袋の壁を外し、中を覗きましたが、誰もいません。しかし、秘密の建物を見ることは出来ました。その旅館と同じように、廊下と畳の部屋がありました。
私は廊下にお菓子を置いておきました。

暫くして戸袋の中を確認すると、私がおいたはずのお菓子がなくなっていました。
そして、女の子の着物の裾の部分と足袋を履いた足が私の目の前を通り過ぎるのを見て取りました。
私は戸袋からその秘密の建物に入り、その女の子についていきました。
その子は大きな和室に入り、そこには黒い着物を着た女性たちが数人いました。その人達はそこの使用人もしくはその少女の御付の人という感じでした。

少女は部屋の真ん中のたらいに入り、女性達が少女の体を洗い始めました。
その様子を奥の椅子に座っていた男が見ています。その男は紋付はかまの格好でした。
私は驚愕した表情でその様子を眺めているのですが,その光景はドンドン奥に向かって薄れてゆきました。
そして消え、私は何故かその建物の階段を降り、一番下まで来ると、鉄筋の階段と建物になっていました。
非常口用のグリーンのライトが点滅していました。
私は非常用のドアを開け、外に出ました。そこで夢が終わりました。